米財務省は声明で、ミャンマー軍は武器の購入や輸入、武器製造に必要な装備や原材料を外国に依存していると述べた。米国の主張によれば、ミャンマーの軍事政権は2021年のクーデター以来、少なくとも10億ドル相当の商品や物資を輸入している。
ミャンマー軍の装備。写真:AP
国営のミャンマー外国貿易銀行(MFTB)とミャンマー投資商業銀行(MICB)も制裁対象となった。米国の主張によれば、これらの銀行はミャンマー軍事政権のために外貨を受け取ったり送金したりしていた。
米国をはじめとする西側諸国は、2021年にアウン・サン・スー・チー氏が率いる選挙で選ばれた政府を追放したクーデターの後、ミャンマーの軍事指導者らが権力を握って以来、同国軍指導者らに対し数々の制裁を課してきた。
ミャンマー軍事政権の報道官は、新たな制裁については懸念していないと述べた。ゾー・ミン・トゥン氏は火曜日、国営メディアMWDに対し、同国はこれまでも制裁を受けており、ミャンマーの国営銀行に対する新たな制裁があっても損失は被らないと語った。
彼は、米国が「経済的、政治的困難を生み出すためだけにこのようなことをしている。民主主義体制への移行を目指す我々に、こうしたことは不必要な遅延をもたらすだろう…」と述べた。
バンコク・ビジネス・ニュースはタイの情報筋の話として、ミャンマーの銀行とのつながりがあるため、制裁はタイや同地域の他の数カ国の財政に影響を及ぼすだろうと述べた。
ブイ・フイ(CNA、ロイター、BBNによる)
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