輸出政策を監督する米国商務省は、フィンランドとドイツの企業数社を含む計28社を貿易ブラックリストに追加し、米国のサプライヤーがこれらの企業に技術を出荷することがより困難になった。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、2023年9月21日、ワシントンのホワイトハウス大統領執務室でジョー・バイデン米大統領と会談した。写真：ロイター
中国のアジア・パシフィック・リンクス社やロシアのSMT-iLogic社を含む9社は、ブラックリストに載っている特別技術センターにドローン部品を供給する計画に関与していたとされている。
米商務省の輸出管理部門の責任者アラン・エステベス氏は声明で、ウクライナでの戦闘に物資を供給し支援し続ける者に対し、同省はためらうことなく迅速に行動すると述べた。
米商務省によると、イラン航空機製造会社向けにドローン製造に使用される航空宇宙部品を調達した疑いで、さらに6つの中国企業が追加された。
米国は中国のテクノロジー部門を標的にし、ロシアのウクライナ戦争を阻止するために、貿易ブラックリストを積極的に利用している。
マイ・アン（ロイター通信による）
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