米国とインドは、11月9日と10日にニューデリーで両国の外務大臣と国防大臣による2プラス2協議を開催する準備を進めている。
米国のアントニー・ブリンケン国務長官(左)とロイド・オースティン国防長官は来月、インドのニューデリーを訪問する予定。 (出典:ロイター) |
アントニー・ブリンケン米国務長官とロイド・オースティン米国防長官は今年11月にインドを訪問し、S・ジャイシャンカール外相、ラジナート・シン国防相と、地域の安全保障やインドとワシントンの戦略的関係などの問題について協議する予定。
インディア・トゥデイTVによると、2+2対話では、両大臣はインドと米国の戦略的関係について包括的に議論し、これらの関係を強化する方法を模索する予定だ。
両国はまた、インドと中国との北部国境で続く軍事的対立を含む地域の安全保障問題についても協議するとみられる。
2+2n対話では、敵対行為の激化防止に重点を置き、ガザ地区におけるハマスとイスラエルの紛争にも取り組む可能性がある。ロシアとウクライナの紛争が世界の安全保障に及ぼす影響も議論の対象になるだろう。
さらに、両国は軍事装備品の購入についても協議し、インドは30億ドル以上の価値があるプレデター無人機と関連システムを購入する予定だ。インドは過去数十年にわたり米国にとって最大の武器購入国の一つであり、両国は今後この分野でより緊密に協力していくことが期待されている。
ANIによると、米国とインドは戦略的パートナーシップをさらに強化するために2018年以来毎年2+2対話メカニズムを維持しており、これはこの形式での5回目の会合となる。
インドと米国はともに、インド太平洋地域の安全保障の確保を目指すクアッドのメンバーである。
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