同盟はより強固に

新大統領が就任する2か月前に、米国はフィリピンと軍事情報包括保護協定（GSOMIA）に署名した。

この協定は、ワシントンが少数の特別な同盟国や戦略的パートナー、あるいは米国が特定の分野で特別な戦略的利益を有するパートナーとのみ締結した情報共有を対象としている。これはワシントンがマニラをいかに重視しているかを示している。

フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は11月18日、マニラで米国のロイド・オースティン国防長官と会談した。

GSOMIAには軍事情報の交換だけでなく、現代の軍事技術や高度な軍事テクノロジーへのアクセスも含まれる。それにより、フィリピンは短期間で防衛力と軍事力を大幅に強化することができます。フィリピンがこの2つの面で強くなればなるほど、インド太平洋全般における米国の戦略や中国に対する戦略的計算においてフィリピンはより有用となるだろう。マニラは南シナ海で再び北京と緊張状態にある。

それにより、マニラは軍事力と防衛力を強化し、米国の最新軍事技術と手法にアクセスして使用する機会を得るとともに、政治、軍事、防衛、安全保障の分野でワシントンと非常に緊密で信頼できる広範な同盟関係を築くことができる。これらはフィリピンが中国との紛争に対処する上での立場を改善し、力を強化するのに役立つ。

中国は、米国とフィリピンの新たな同盟に対する公的な反応にはそれが表れていないものの、深い懸念を抱かざるを得ない。中国が無視できないのは、現職および次期米国大統領は内政および外交問題に関して多くの異なる見解を持っているが、中国に関しては、そしてしたがって米国とフィリピンとの同盟およびパートナーシップに関しては、根本的な相違がないということだ。

出典: https://thanhnien.vn/lien-minh-them-ben-chat-185241119220922743.htm