3月9日に発表された公式データによると、中国の消費者物価上昇率は2024年1月以来初めてマイナスに転じた。一方、家計の慎重な支出を背景に季節的な需要が緩和し、生産者物価は引き続き下落した。
3月9日に発表された新たな公式データによると、中国の消費者物価上昇率は2024年1月以来初めてマイナスに落ち込んだ。 (出典:新華社) |
これを受けて中国国家統計局(NBS)は、2月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比0.7%下落し、1月の0.5%上昇から反転したと発表した。この減少率は、ロイターの調査でエコノミストが予想した0.5%減よりも大きかった。中国のCPIも2025年1月と比較して0.7%上昇から反転し、0.2%下落した。
消費者物価指数(CPI)の低下は、食品、タバコ、アルコール飲料の価格低下によるものと考えられている。
中国の生産者物価指数(PPI)も下落傾向を維持し、2025年2月には前年比2.2%低下した。 1月の2.3%減からは若干改善したものの、2.1%減の予想には及ばなかった。
このデータは、中国の景気刺激策が同国経済の回復を促す兆候を投資家が注視する中で発表された。
中国政府は2025年の国内総生産(GDP)成長率目標を「5%前後」に設定し、内需を支えることで成長を安定させる計画を発表した。
注目すべきは、中国が今年の年間消費者物価上昇率目標を、これまでの3%以上から「2%前後」に修正したことだ。これは過去20年以上で最低の水準だ。アナリストらは、インフレ目標は達成すべき目標というよりは、上限として機能するだろうと指摘する。
しかし、経済学者は、特に国内消費が弱いままで、ドナルド・トランプ大統領の下で米国との貿易摩擦が激化する中で、上記の経済成長目標の達成は難しいかもしれないと述べている。
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出典: https://baoquocte.vn/la-n-da-u-tien-trong-13-thang-kinh-te-trung-quoc-gap-tinh-trang-nay-306941.html
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