ロシア予備軍がオムスクに集結(写真:ロイター)。
1月12日のキエフ・ポスト紙は、ウクライナ軍タブリア部隊のオレクサンドル・シュトゥパン大佐の発言を引用し、士気の低下と厳しい寒さのため、過去1か月間にアヴディーウカの町の近くで100人以上のロシア兵が降伏したと報じた。
シュトゥパン氏は上記の主張を裏付ける証拠を提示しなかった。
「霜と寒さのため、ほとんどのロシア兵が支給されている装備では戦場に立つのは非常に困難であり、さらなる波が来ると予想される」と大佐は語った。
この人物はまた、南部戦線のウクライナ軍部隊が最近のウクライナ歩兵の襲撃の前に降伏したロシア人捕虜40人を捕らえたことも確認した。
一方、南部ヘルソン州では、ウクライナ軍がロシア軍兵士に降伏を呼びかけるビラを載せた砲弾を発射した。
1月12日には、ウクライナ軍司令官オレクサンドル・シルシキー将軍も、ロシア兵が降伏し捕虜になる様子を映したビデオを公開した。投稿によると、囚人の名前はセルゲイ・サランチン、階級は軍曹。
投稿によると、サランチンさんは戦場に派遣された後、「食料も、住む場所も、水もなく、見捨てられた」と感じ、部隊の仲間とともにすぐに投降したという。
「この人物は、再び戦争をするよりは刑務所に入って芝刈りをする方が良いと信じている」とシルスキー氏の投稿には書かれている。
今週初め、シュトゥパン大佐はエスプレッソTVに対し、ロシア軍の兵士約40人からなる小隊が最近戦場から逃走したと語った。
シュトゥパン氏は、男らは「ロシアが2014年に併合したウクライナ半島、クリミア半島へ逃亡した」と述べた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は最近、「勝利」がなければキエフは敵対行為の終結や停戦さえも検討しないと主張した。
「ウクライナの戦場の休止は戦闘の休止を意味するものではない」と、彼は1月11日にエストニアで行われた記者会見でロシアとの停戦を拒否した。 「一時停止はロシアに利益をもたらし、その後彼らは我々を打ち負かす可能性がある」
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