フランスのエマニュエル・マクロン大統領は3月5日、欧州連合(EU)を軍事的脅威から守り、米国への依存を回避するため、核兵器の使用について欧州の同盟国と協議すると述べた。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領が3月5日にテレビで演説した。 (スクリーンショット) |
マクロン大統領は、ウクライナ問題に関するEU首脳会議に先立つテレビ演説で、欧州大陸の同盟国を核兵器で守ることに関する戦略的議論を開始する決定を発表した。
マクロン氏のこの動きは、核抑止力に関して米国だけでなくフランスにも頼るべきだと提案した、次期ドイツ首相となる可能性が高いフリードリヒ・メルツ氏の呼びかけに応じたものだ。
マクロン氏は「欧州の将来はワシントンやモスクワで決められるものではない」と語った。
フランス大統領は、3月6日の首脳会談では「決定的な措置が取られる」と「フランスが提案した多くの決定が下される」と述べた。マクロン氏はまた、欧州は北大西洋条約機構(NATO)と米国とのパートナーシップに引き続き尽力しているが、欧州自身が自らの将来を決めるためにもっと努力する必要があると指摘した。
マクロン大統領はウクライナに関する見解を表明し、同国は「自らの平和と安全、そして欧州の安全保障上の利益に対する権利」を有していると断言した。同氏は、ウクライナの平和には同国の軍隊への長期的な支援が必要だとの見解を改めて表明した。
フランスは来週、ウクライナに将来配備される欧州軍に貢献する用意のある国々と会合を開く予定だ。これは地域協力と安全保障を強化する上で重要な一歩であり、ヨーロッパの保護と安定化に向けたフランスの取り組みを示すものである。
対ウクライナ支援問題に関連した動きとして、オランダのディック・ショーフ首相は、2026年に対ウクライナ支援に35億ユーロ(38億ドル)を割り当てると発表した。これにより、オランダの支援は来年も変わらず継続され、必要に応じて2025年にも使用されることが保証される。首相は、この資金のうち7億ユーロがウクライナのドローンへの投資に使われると述べた。
オランダ政府は以前、東欧諸国を2025年まで支援するために同様の金額を割り当てていた。
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出典: https://baoquocte.vn/khong-can-dua-vao-my-phap-goi-y-trien-khai-vu-khi-hat-nhan-de-bao-ve-eu-306567.html
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