ワークショップでは、国家証券委員会によるプレゼンテーションの後、日本金融庁(IFSA)のJICA長期専門家と大和総研のJICAコンサルティングチームリーダーがプロジェクトの評価を述べ、プロジェクトの実施計画を紹介しました。
金融庁の川崎悟国際担当審議官は、日本の株式市場の発展からの経験と教訓について講演し、ベトナムの関係部署に多くの貴重な教訓をもたらしました。
この技術協力プロジェクトは、さまざまな関連問題についての緊密な協議や能力構築などのさまざまな活動を通じて、国家証券委員会とハノイおよびホーチミン市の3つの証券取引所の能力を強化することを目的としています。
このプロジェクトは、証券市場の監視と検査、市場仲介機関の監督、国際基準に従った証券の上場と公募の管理、上場企業の投資家保護責任に対する意識向上に重点を置いています。
国際協力機構(JICA)ベトナム事務所所長の菅野雄一氏がワークショップで講演した。 (写真提供:JICA) |
これは、JICAが2019年から2023年にかけて実施した「ベトナム証券市場の公正性・透明性向上のための能力強化」プロジェクトの継続プロジェクトです。
新たな段階に入り、「2030年に向けたベトナム株式市場発展戦略」の実施の文脈において、日本政府は、ベトナム政府による関係機関の能力の更なる強化と株式市場の高度化に向けた取り組みを引き続き支援し、経済と社会の両面における持続可能な開発を促進していきます。
この新しいプロジェクトは、ベトナムの株式市場がASEANおよび国際市場に深く統合されることも促進します。
JICAは過去20年間にわたり、さまざまな技術・資金協力プロジェクトを通じて、ベトナム政府による市場指向型経済の発展と国際経済統合の深化の推進を支援してきました。
日本は、開発協力の新たな段階において、ベトナムの証券市場の公正性、透明性、効率性を更に促進するため、技術協力を通じて、国家証券委員会、証券取引所及び関係者への支援を継続していきます。
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出典: https://nhandan.vn/jica-ho-tro-thuc-day-hieu-qua-thi-truong-co-phieu-viet-nam-post832717.html
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