レバノンの過激派組織ヒズボラと政治的に同盟関係にある汎アラブテレビ局アルマヤディーンによると、タイール・ハルファの町で殺害されたジャーナリストは、記者のファラー・オマール氏とカメラマンのラビ・マーマリ氏であると特定された。レバノンの国営メディア「アルマヤディーン」によると、空爆でレバノンの民間人1人も死亡した。
2023年12月21日、レバノンでのイスラエル空爆で死亡したジャーナリスト2人の報道機材。写真:AP
イスラエル軍は、レバノンからの武器発射の脅威に対し部隊が行動したと発表した。 「この地域のジャーナリストが殺害されたという主張は承知している。ここは戦闘が続く非常に敵対的な地域だ。この地域にいるのは危険だ」と声明は述べた。
ジャーナリスト保護委員会(CPJ)によると、今回の死者により、先月イスラエルとハマスが戦争を開始して以来殺害されたジャーナリストの数は少なくとも50人となった。犠牲者のほとんどはガザ地区で活動するパレスチナ人ジャーナリストだった。
10月14日のイスラエルによるレバノン南部への砲撃で、ロイター通信のビデオ記者イサム・アブドゥラ氏が死亡し、フランスの国際通信社AFPとカタールのアルジャジーラ通信の記者らが負傷した。
イスラエル・ガザ戦争の最初の月は、ジャーナリスト保護委員会が1992年にジャーナリストの死亡者数を記録し始めて以来、ジャーナリストにとって最も犠牲者の多い月となった。
火曜日のレバノン南部での戦闘では、地中海沿岸近くのチャアティエ村がイスラエルの無人機攻撃を受け、戦闘員4人が死亡した。パレスチナ側は、この4人がハマスの武装組織カサム旅団のメンバーであると特定した。
別のレバノン治安当局者は、殺害された者の中にはレバノンのカッサム旅団の副司令官ハリル・ハラズ氏も含まれていると述べた。レバノン当局は、2014年にレバノンからイスラエルに向けてロケット弾を発射したとしてハラズ容疑者を短期間逮捕した。
10月7日のハマスによる致命的な攻撃を受けてガザ戦争が勃発して以来、レバノンとイスラエルの国境ではヒズボラの過激派とイスラエル軍の間で連日銃撃戦が続いている。
ホアンハイ(AP通信、ロイター通信、CPJによる)
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