イランのアルボルズ号は、イスラエルとハマスの戦争やイランの同盟国による船舶攻撃を前に、同地域の海上航路の緊張が高まる時期に紅海に入ったとタスニム通信が1月1日に報じた。
タスニム通信はアルボルズの任務について具体的な情報は明らかにしなかったが、イランの軍艦は2009年以来、航路の保護、海賊行為の防止、その他の任務を遂行するために国際水域で活動していると述べた。
イエメンのイランが支援するフーシ派も、イスラエルとの戦争におけるパレスチナのイスラム主義組織ハマスへの支持を示すため、11月以来、紅海で複数の船舶を標的にしている。
2019年に公開された写真に写っているイランのアルボルズ艦(写真提供:イラン軍)。
これに対応して、多くの大手海運会社は、国際海運交通の約12%を占めるスエズ運河を経由する代わりに、より長くて費用のかかるアフリカの喜望湾経由のルートを選択するようになった。
タスニム通信は、軍艦「アルボルズ」がバブ・エル・マンデブ海峡を通って紅海に入ったと述べたが、その他の情報は明らかにしなかった。ソーシャルメディア上の未確認情報によると、船は土曜日に紅海に到着したという。
イランプレスTVによると、アルヴァンド級駆逐艦はブシェール支援艦とともにイラン海軍の第34艦隊の一部であり、2015年からアデン湾、北インド洋、バブ・エル・マンデブ海峡を巡回しているという。
米第5艦隊は、イラン海軍を代表して発言することはできないし、イランの軍艦の動向に関する未確認の報告についてコメントすることはできないと述べた。
フーシ派武装勢力は土曜日と日曜日にミサイルと小型ボートでマースク社のコンテナ船を攻撃し、同社は紅海でのすべての業務を48時間停止せざるを得なくなった。
イランのメディアは12月14日、イラン海軍司令官のシャーラム・イラニ氏が紅海について「我々が優位に立っている海域では誰も行動できない」と主張したと報じた。
グエン・クアン・ミン(ロイター通信による)
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