ロイター通信は7月11日、インドネシア沿岸警備隊の発表を引用し、同局が先週、違法に原油を輸送した疑いのあるイラン船籍の超大型タンカーを拿捕したと報じた。
インドネシア当局によれば、逮捕当時、イランの超大型タンカー「MTアルマン114」は4兆6000億ルピア(7兆ドン以上)相当の軽質原油27万2569トンを積んでいたという。ブルームバーグによると、イラン船は7月7日にカメルーン船籍のMT S Tinos号に許可なく石油を積み替えた疑いがある。
両船とも発見されると逃走を試みた。しかし、インドネシア当局はマレーシアの支援を受けてアルマンを逮捕した。
イラン船籍の石油タンカー「MTアルマン114」が、カメルーン船籍の「MT Sティノス」に無許可で石油を積み替えていたことが発覚した。
インドネシア沿岸警備隊司令官のアーン・クルニア中将は、アルマン号がインドネシアの北ナツナ海で拿捕されたと語った。 「アルマン号は、自動識別装置(AIS)を偽装して紅海(アフリカとアジアの間にあるインド洋の湾)にいるように見せかけていたが、実際にはこの海域にいた。つまり、この船は悪意を持っていたようだ」とアーン氏は述べ、同船はインドネシアの環境法に違反し、海に石油を投棄していたとも付け加えた。
インドネシア当局は船を拿捕したほか、エジプト人の船長、乗組員28人、乗船していた警備員の家族である乗客3人も拘束した。船舶運航会社はこの事件についてコメントしていない。
アーン海軍中将は、インドネシア沿岸警備隊が他の当局の支援を得て、同国の海域での巡視を強化することを約束した。インドネシアは約17,000の島々からなる世界最大の群島です。
2021年、インドネシアは同様の容疑でイラン船籍とパナマ船籍の船舶を拿捕した。二隻の船長はインドネシアの裁判所により2年間の保護観察処分を受けた。
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