韓国統一省報道官は定例記者会見で「北朝鮮の態度は国際規範や常識からますます離れており、非常に残念だ」と述べた。
朝鮮中央通信(KCNA)が2023年6月1日に公開した、北朝鮮の東倉里発射場で、軍事偵察衛星「万里鏡1号」を搭載した新型ロケット「千里馬1号」の打ち上げの様子。 (写真:聯合ニュース/VNA)
聯合ニュースによると、韓国政府は5日、北朝鮮が今後軍事偵察衛星を打ち上げる際に国際海上保安庁に事前に通知しないとの「脅迫」に対し遺憾の意を表明した。
韓国統一省のク・ビョンサム報道官は定例記者会見で、「北朝鮮の態度は国際規範や常識からますます離れており、非常に残念だ」と述べた。
具炳三氏は、このような態度は北朝鮮を国際社会からさらに孤立させるだけだと指摘し、北朝鮮に対し将来に向けて「正しい」道を選ぶよう求めた。
北朝鮮は先週、衛星搭載ロケットの打ち上げに失敗した後、6月4日、国際海事機関(IMO)が同国のロケット打ち上げを非難する決議を採択し、今後の打ち上げについては同機関に通報しない可能性を示唆したことを非難した。
北朝鮮は先週の打ち上げに先立ち、5月31日から6月11日の間に衛星を打ち上げる計画をIMOと日本に通知していた。
北朝鮮は6月2日、国連とNATOの首脳らによる北朝鮮の偵察衛星打ち上げへの批判は内政干渉に等しいと非難した。
この動きは、ミサイル発射は国連安全保障理事会決議の重大な違反であると非難した国連事務総長アントニオ・グテーレスとNATO事務総長イエンス・ストルテンベルグのコメントに応じたものである。
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