フランスチャンピオンズリーグのベスト16第1戦、レアル・ソシエダとの試合を前に、ルイス・エンリケ監督は選手のローテーションを強調し、PSGの選手たちが先発できるように準備を整えることを望んだ。
「PSGの選手は全員、自分が先発出場できると認識していなければならない」とエンリケ監督はパルク・デ・プランスでの試合前記者会見で語った。 「コーチとして、それが私の目標です。先発であろうと控えであろうと、選手たちには自分が重要でチームに貢献できると知ってもらいたいです。どちらかを選ばなければならないのは不利ですが、その代わりにチームは常に柔軟で、どんな状況にも備えています。」
チャンピオンズリーグのベスト16第1戦、PSG対ソシエダ戦前の記者会見に臨むエンリケ監督。写真: psg.fr
今シーズン、PSGの全大会で最も出場試合数が多い選手は、キリアン・ムバッペとヴィティーニャで、それぞれ29試合に出場している。続いてリュカ・エルナンデス(27)、ジャンルイジ・ドンナルンマ、ワレン・ザイール=エメリ(26)、ウスマン・デンベレ(25)、マヌエル・ウガルテ、ゴンサロ・ラモス、マルキーニョス、ランダル・コロ・ムアニ(24)となっている。
最も出場時間が短かったのは、ディフェンダーのレイヴィン・クルザワで8分だった。他には、17歳のセニー・マユルと、ストライカーのキリアン・ムバッペの弟であるイーサン・ムバッペの2選手だ。
キリアン・ムバッペ自身は先週末のリーグ1第21節でPSGがリールをホームに迎えた試合には出場せず、同大会でPSGのユニフォームを着て3度目のベンチ入りとなった。この試合で、エンリケ監督は、ムバッペが所属する攻撃の左サイドの先発にコロ・ムアニを起用した。難しい立ち上がりと6分での失点にもかかわらず、PSGはコロ・ムアニの決勝点により3-1で勝利した。
エンリケ監督によると、ムバッペは数日前に行われたフランスカップ1/8ラウンドのブレスト戦で3-1で勝利した際に足首を負傷したため、リール戦でリスクを冒したくなかったという。そしてスペイン人監督は、他の選手たちが依然としてフランスのスーパースターの役割を担い、PSGが勝ち点3を獲得するのに貢献したことを喜んだ。
2月10日、パリのパルク・デ・プランスで行われたリーグ1第21節で、PSGがリールに3-1で逆転勝利した際、ストライカーのキリアン・ムバッペ(中央)がベンチに座っている。写真: AFP
「我々にムバッペのような選手がいる場合、もちろん彼がプレーすればするほど良いことは分かっている。なぜなら全員が恩恵を受けるからだ」とエンリケ監督は付け加えた。 「もし決勝戦だったら、ムバッペは先週末にプレーできたかもしれない。だがそうではなかったので、リスクを冒す価値はない。ムバッペは次の試合に出場する準備ができている。」
今月初め、ル・パリジャン紙は、ムバッペが2024年夏にレアルにフリートランスファーで移籍するために8600万ドルのロイヤルティボーナスを放棄する用意があると報じた。チャンピオンズリーグのパルク・デ・プランスでのムバッペの最後の試合になる可能性について尋ねられたエンリケは、「これは私の気持ちではないので、嬉しくも悲しくもありません。ムバッペも同じです」と答えた。
ソシエダは国内では好成績を収めておらず、現在ラ・リーガで7位、4位のアトレティコとは11ポイント差となっている。しかしチャンピオンズリーグでは、スペイン代表はグループステージで無敗を維持し、インテル・ミラノを上回り首位に立った。
ホン・デュイ
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