台湾国防部の声明を引用したCNA通信によると、桃園国際空港での軍事演習には、攻撃部隊の役割を担うレッドチームと、空港占拠を撃退するために展開されたブルーチームの2つのチームのメンバーが参加した。
40分間の演習中、レッドチームはUH-60Mブラックホーク軍用ヘリコプター4機で空港に到着し、模擬攻撃に参加した一方、歩兵、航空警察、空港消防士からなるブルーチームは桃園国際空港を防衛した。
ブラックホークヘリコプターが7月26日の訓練中に台湾の桃園国際空港に着陸する準備をしている。
台湾国防省によると、レッドチームは空港での爆弾攻撃のシミュレーションも行い、ブルーチームの空港消防士はオシュコシュ・ストライカー3000消防車2台を使って爆発物を消火した。
台湾国防省は、この演習は中国の攻撃を想定した軍の機関間連携と緊急対応能力をテストするために計画されたと付け加えた。
同様の訓練はこれまでにも台湾の他の空港で行われてきたが、台湾で最も利用者数の多い桃園市の民間空港である桃園国際空港ではこれまで行われていなかった。
台湾国防省が最初に訓練計画を発表した際、台湾の王国才交通部長は、訓練は1時間続き、少なくとも61便と4,000人以上の乗客に影響が出る可能性があると述べた。
本日、演習は40分に短縮され、台湾国防省は、演習時間の短縮は、演習による定期航空便の遅延や影響を回避するためだと述べた。
台湾国防軍も7月25日に台湾南東部の民間空港で緊急離着陸訓練を行う予定だったが、台風ドクスリの影響で7月24日に中止した。
上記の訓練は、7月24日に始まった毎年恒例の漢江演習の実弾射撃訓練の一部である。
1984年以来台湾の主要軍事演習となっている毎年恒例の漢光演習は、中国の潜在的な攻撃に対する台湾の戦闘態勢をテストするために設計されている。
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