日本は半導体装置生産の発展に注力している。 (出典:日経アジア) |
これは、初任給を外資系企業と同等にすることで優秀な人材を引き付けようとする同社の新たな取り組みだ。
同社は新入社員全員の給与を8万5500円(約610米ドル)引き上げる予定だ。新給与では、2024年4月に入社する大卒者は月額30万4800円(約2161ドル)、高資格者は32万円(約2270ドル)となり、いずれも30万円の水準を上回る。東京エレクトロンが新入社員の給与を引き上げるのは7年ぶり。
東京エレクトロンは2024年春に約400人の新卒者を受け入れる予定で、今後数年間で新入社員数を段階的に500人まで増やす予定。
近年、日本は台湾(中国)の半導体メーカーTSMCからの投資をはじめ、チップ産業に関連した大型投資を相次いで受けている。
チップメーカーは熟練労働者を雇うために高い賃金を提示しており、この傾向はデバイスメーカーにも及んでいる。
人事院の2023年春の調査によると、日本の民間企業の平均初任給は大学卒業者で月額21万円程度、高等専門学校では23万円程度となっている。
一方、日本で事業を展開する外資系半導体・機器メーカーの多くは、大学卒の社員に30万円以上の初任給を提示している。
東京エレクトロンの関係者は、優秀な人材の獲得で競争するために、海外のライバル企業と同等の給与水準に引き上げることを目指していると語った。実際、東京エレクトロンでは好調な業績により、ボーナスを含めた従業員の年間給与が増加しています。
米中貿易摩擦と、北京の先進的半導体技術へのアクセスを制限しようとするワシントンの取り組みの中、日本は自動車メーカーやIT企業が重要な部品の不足に悩まされることのないよう、半導体製造施設の復活を急いでいる。
(日経新聞によると)
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