ジョー・バイデン米大統領(右から2番目)は、債務上限合意に関する会談後、5月9日にホワイトハウスの大統領執務室で、ミッチ・マコーネル上院少数党院内総務(左端)、ケビン・マッカーシー下院議長(左から2番目)、チャック・シューマー上院多数党院内総務と会談した。 (出典:AP通信) |
マッカーシー氏は「進展が見られるので、長い間よりも合意に近づいていると感じるが、決して容易なことではない」と語った。
米財務省が、議会が行動を取らなければ政府は全ての請求書を支払うための資金が尽きると述べていることを踏まえ、6月5日までに合意に達することは可能かとの質問に対し、マッカーシー氏は「可能」と答えた。
これに先立ち、ロイター通信は5月27日、ジャネット・イエレン米財務長官が、議会が31兆4000億ドルに設定されている債務上限を引き上げなければ、6月5日に政府は支払い資金が枯渇し、デフォルトの可能性につながるとの警告を改めて表明したと報じた。
イエレン議長の5月26日の発表により、民主党のジョー・バイデン大統領と共和党のケビン・マッカーシー下院議長は債務上限の引き上げの可能性について交渉する時間がさらに得られることになる。
米財務省は以前、両者が6月1日までに合意に達する必要があると述べていた。
同省の発表に先立ち、共和党の交渉チームの一員であるパトリック・マクヘンリー下院議員は、同党は6月5日にこの問題に対処できると述べていた。
「まだ終わってはいないが、我々はこれを実行できる立場にあり、非常に困難な条件を乗り越えなければならない」とマクヘンリー氏は記者団に語った。
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