欧州理事会議長シャルル・ミシェル(写真:AFP)。
欧州理事会のシャルル・ミシェル議長は1月7日、メディアに対し、来年6月に行われる欧州議会選挙で改革運動(MR)党の候補者リストのトップに立つと発表した。
「6月の議会選挙に立候補することを決めた。つまり、7月16日に欧州議会議員として宣誓するまで、欧州議長としての役割を続けるということだ」と、かつてベルギー首相を務めた48歳の政治家は述べた。
欧州委員長としてのミシェル氏の主な任務の一つは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックやウクライナ紛争などの危機に対する欧州連合の共通解決策について合意するための欧州連合会議の議長を務めることである。
ミシェル氏は2019年に欧州理事会議長に就任し、予定通り任期は来年11月に終了する予定だった。しかし、EU首脳は早急にミシェル氏の後任を見つけなければならないだろう。
EUが後任を見つけられない場合、EU首脳と度々対立しているハンガリーのビクトル・オルバーン首相が暫定的に後任となる可能性がある。ハンガリーは7月1日から27カ国からなる同連合の輪番議長国に就任する予定だ。
ミシェル氏の辞任の決断は一部の欧州政治家から批判されている。欧州議会議員は、ミシェル氏が嵐の中で船を放棄する船長のように職務を放棄したと述べた。
しかし、ミシェル氏は、欧州理事会がすぐに新たなキャプテンを見つけるだろうと信じている。同氏は先週末にEU首脳らに自身の決断を伝え、肯定的な反応を得たと述べた。
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