ガーディアン紙によると、米司法省が8月24日に裁判所に起こした米国政府の訴訟では、億万長者のイーロン・マスク氏のスペースXが亡命希望者や難民に仕事に応募することを定期的に妨害していると非難されている。同社はまた、市民権のステータスを理由にこれらの人々の雇用や採用検討を拒否した。米司法省によれば、SpaceXの行為は少なくとも2018年9月から2022年5月までの間に行われたという。
スペースXのファルコン9ロケットが8月24日、フロリダの同社施設に到着。
スペースXは、米国人以外の求職者に対し、同社が雇用できるのは米国人かグリーンカード(永住権)保有者のみであると誤って輸出管理法を引用して伝えたとして非難されている。しかし、司法省は、上記の法律にはそのような規定はなく、スペースXは亡命希望者や難民を米国市民や永住者として雇用できると強調した。
一方、スペースXは、難民を含まない公示、求人応募、採用通知を行ったこと、また難民グループからの求人応募を公平に審査しなかったことで非難された。告発によれば、上記の4年間、SpaceXは米国市民とグリーンカード保持者のみを雇用した。
亡命希望者や難民は、ロケットエンジニアやソフトウェアエンジニアなどの高度なスキルを要する職から排除されるだけでなく、家の掃除、料理、皿洗いなどの仕事からも排除されている。
司法省は億万長者のイーロン・マスク氏の会社に対し、難民に公平な機会を与え、罰則を課し、企業が従うことを確実にするために方針を変更するよう求めている。司法省はまた、訴訟に参加する機会を拒否された人々にも呼びかけた。スペースX社はこの訴訟についてコメントしていない。
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