日本の鉄鋼メーカーである日本製鉄は、ドナルド・トランプ米大統領の反対にもかかわらず、依然としてUSスチールの買収を望んでいる。
日本の鉄鋼メーカーである日本製鉄は、ドナルド・トランプ米大統領の反対にもかかわらず、依然としてUSスチールの買収を望んでいる。 (出典:共同通信) |
日本の鉄鋼メーカー、日本製鉄は、トランプ大統領が今月初めに「投資」にのみ興味があり、日本製鉄に経営権を握らせないと約束したにもかかわらず、「アメリカの鉄鋼の巨人」USスチールの買収計画を復活させようとしている。
トランプ大統領は今月初め、日本の石破茂首相と会談した後、日本製鉄はUSスチールの買収はもう望んでおらず、同社への投資のみを望んでいると発表した。
しかし、2月25日、新日本製鉄の今井正会長は、合併を復活させるために米国政府当局者と交渉する予定であると述べた。
かつてはアメリカの産業力の支柱であったUSスチールは、数十年にわたって衰退している。現在、同社は世界最大の鉄鋼メーカーどころか、米国最大や第2位の鉄鋼メーカーですらない。
2023年12月、USスチールは日本製鉄を140億ドルで買収する契約を締結し、老朽化した製鉄所の改修に数十億ドルの投資を約束した。
しかし、この合意は、同社のアメリカ人労働者1万4000人のうち約1万1000人を代表する全米鉄鋼労働組合からの強い反対に直面している。組合は、日本製鉄が残りの工場に対して長期的に関与するかどうかを懸念していると述べた。
クリーブランド・クリフスのロウレンソ・ゴンサルベス最高経営責任者(CEO)もUSスチールを買収したいと述べ、自社の本社をUSスチールの本拠地であるピッツバーグに移転し、合併後の会社にはUSスチールの社名を使うと約束した。しかし、ゴンサルベス氏の前回の提示額は日本製鉄が提示していた価格のほんの一部に過ぎなかった。
USスチールは来年、全米鉄鋼労働組合との激しい労働交渉にも直面することになる。同社は日本製鉄との取引を阻止しようとしたとして労働組合とクリーブランド・クリフス社を訴えた。
ウルフ・リサーチの鉄鋼アナリスト、ティムナ・タナーズ氏は、この取引の結果を予測するのは難しいと述べた。タナーズ氏は、日本製鉄がUSスチールを買収する可能性は非常に低く、クリーブランド・クリフスにはCEOの約束を果たすだけの財務力がないと考えている。
USスチールの経営陣は日本製鉄との合意がなければ工場を閉鎖しなければならないと述べているが、タナーズ氏はUSスチールは依然利益を上げており、トランプ大統領が鉄鋼関税を発表して以来鉄鋼価格が20%上昇したことでさらに利益が上がるだろうと述べた。
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出典: https://baoquocte.vn/bat-chap-phan-doi-gay-gat-tu-ong-trump-mot-tap-doan-nhat-ban-van-quyet-lam-dieu-nay-306173.html
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