オーストラリア農業大臣は日曜日(9月24日)、両国が緊張関係の改善を目指す中、ワインを他の貿易問題と関連付けるという北京の提案を拒否したと述べた。
中国が先月オーストラリア産大麦への関税を撤廃したことで、同国のワイン輸出を妨げてきた2021年から課せられるワインへの関税が緩和されるとの期待が高まっている。
中国北京の店舗に並ぶオーストラリアワイン。写真:ロイター
2020年、オーストラリアが新型コロナウイルスの発生源に関する調査を求め、北京が一連の貿易制限措置を含む対応をとったことで両国関係は悪化した。この措置はオーストラリアの輸出依存型経済に打撃を与えた。
新華社通信によると、中国は木曜日、ワイン紛争を中国から輸入される他のオーストラリア製品への関税をめぐる紛争と結びつける「包括的解決策」を提案した。
しかし、オーストラリアのマレー・ワット農業大臣は日曜日、「我々はこれらを全く別の問題として扱っている」と述べた。
同氏は、オーストラリア政府はワイン紛争が「大麦紛争が解決されたのと同じ方法、つまり対話を通じて解決されること」を望んでいると述べた。
「我々はWTO(世界貿易機関)のワイン訴訟と引き続き闘うつもりだ。また鉄鋼訴訟でも闘い続ける」とワット大臣は世界貿易機関で進行中の紛争に言及して述べた。
中国は新型コロナウイルス感染拡大以前、オーストラリア最大のワイン輸出市場であり、パンデミックが発生した2020年1月までの12カ月間で12億豪ドル(7億7000万米ドル)のピークに達した。
マイ・ヴァン(新華社、ロイター、CNAによる)
[広告2]
ソース
コメント (0)