北朝鮮の国営通信社、朝鮮中央通信(KCNA)は月曜日、金正恩委員長が「プルファサル3-31」と呼ばれるミサイルの実験を監督したと報じた。このミサイルは北朝鮮が先週開発中であると発表した戦略巡航ミサイルに似ている。
2024年1月28日、北朝鮮の非公開の場所で行われた潜水艦発射巡航ミサイルの実験。写真:朝鮮中央通信
また、朝鮮中央通信と北朝鮮の機関紙「労働新聞」によると、ミサイルは同国の東海岸沖の海上を約7,445秒間飛行し、島の未確認の標的に命中したため、飛行時間は2時間を超えた。
朝鮮中央通信は、金正恩氏がこの実験を成功と呼び、「陸軍を近代化して強力な海軍を建設するという計画を実行する上で戦略的意義がある」と述べたと伝えた。
これに先立ち、韓国軍は日曜日、北朝鮮が同国沿岸から複数の巡航ミサイルを発射したと発表した。北朝鮮は先週、新たな戦略巡航ミサイルの試験を行ったが、潜水艦から発射できるように開発中であることについては言及しなかった。
月曜日に公開された国営メディアの写真には、ロケットが水上から曇り空に向かって打ち上げられ、発射台が見えなくなるほどの煙が立ち上る様子が写っている。
金正恩委員長は北朝鮮の潜水艦発射巡航ミサイルの実験を自ら監督した。写真: KCNA
北朝鮮の巡航ミサイルは国連安全保障理事会の決議では禁止されていない。しかし、アナリストらは、中距離巡航ミサイルは弾道ミサイルと同じくらい脅威であると指摘している。
北朝鮮はここ数カ月、先進的な弾道ミサイルシステムや水中ドローンなど、さまざまな新型・先進兵器の実験を行っている。
朝鮮中央通信は、金正恩委員長が潜水艦の建造と他の新型軍艦の生産に関する問題を自ら視察したと伝えた。北朝鮮は昨年、弾道ミサイルや巡航ミサイルを搭載できる初の攻撃型潜水艦を進水させた。
フイ・ホアン(朝鮮中央通信、聯合ニュース、ロイター通信による)
[広告2]
ソース
コメント (0)