ワシントンポスト紙によると、ウクライナの最高軍司令官、ヴァレリー・ザルジヌイ将軍はかつて、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領に、同国の戦況に関する悲観的な評価を伝えたことがある。
同紙によると、ザルジヌイ将軍は大統領に対し、後任が誰であろうと、戦場でのウクライナの立場が急速に改善する可能性は低いと警告した。
ザルジニー将軍は、モスクワとの軍事的均衡を確保するため、キエフは予備軍約40万人をさらに動員すべきだと強調した。しかし、ゼレンスキー大統領は財政的制約と政治的影響の可能性を理由にこの提案を拒否した。
一部のメディアは、ゼレンスキー大統領がザルジニー将軍を解任する用意があると報じた。キエフ当局が後任の選定を検討しているため、ザルージニー氏をウクライナ軍司令官の地位から解任する手続きは依然として遅れている。
ザルジニー氏はウクライナ軍において重要な発言力を持っている。観測筋は、ザルジニー氏の解任はウクライナ軍の士気に悪影響を及ぼす可能性があると指摘している。
ここ数カ月、ゼレンスキー大統領とザルジヌイ将軍の関係は、同将軍が2023年11月にエコノミスト誌のインタビューでウクライナの戦場の状況を「膠着状態」と表現して以来、悪化している。ザルージヌイ将軍の声明はウクライナ大統領によって拒否された。
南
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