AFP通信によると、マクロン大統領は6月12日に記者会見を開き、来たる議会選挙で極右が政権を握った場合にフランスが直面するであろう課題など、国の多くの問題について語った。
マクロン氏は6月9日、議会の解散を発表し、6月30日と7月7日に前倒しで総選挙を実施すると表明した。欧州議会選挙後に勢いを増した極右の波に対抗するには、前倒しでの総選挙が唯一の方法だと考えている。
極右がEU投票で優勢となった後、フランスは将来を検討する
フランスの指導者は、極右政党「国民戦線(RN)」は「ロシアに対して曖昧な立場」をとっており、北大西洋条約機構(NATO)からの脱退を望んでいると述べた。
エリゼ宮首相はまた、極左政党「不屈のフランス(LFI)」が「ウクライナと中東情勢について受け入れがたい見解を持っている」と批判した。同氏はさらに、LFIはイスラエルによるガザ地区でのハマスに対する攻撃を「反ユダヤ的」だと批判した。
マクロン仏大統領は6月12日の記者会見でこう述べた。
「我々は完璧ではないが、成果は出した」とマクロン氏は述べ、政府と与党連合が雇用を創出し、エネルギー転換を変革し、ウクライナを支援してきたと強調した。
フランス大統領は、早期選挙実施の決定は、マクロン氏の任期が終わり、最長2期を務めたため再選に立候補しない2027年にRN党が政権を握るのを防ぐためだと明言した。
RN党が今年の選挙に勝利すれば、マクロン氏は大統領に留任し、今後3年間、外交・防衛政策の実権を握ることになる。しかし、マクロン氏の連立政権は国内問題における自主性を失うことになるだろう。早期選挙実施の決定はマクロン大統領の政治生命にとって大きな賭けだと観測筋は言う。
[広告2]
出典: https://thanhnien.vn/tong-thong-macron-canh-bao-phe-cuc-huu-muon-roi-nato-185240612202250574.htm
コメント (0)