トルコ軍はイラク領クルディスタン内のクルド労働者党(PKK)の拠点とみられる場所に対して空爆を実施した。この措置は、10月1日にアンカラの内務省本部近くで起きた自爆テロを受けてのものだ。
トルコ国防省は、10月1日午後9時頃、イラク北部のメティナ、ハクルク、カンディル、ガラ地域で行われた「空爆作戦」で「テロリストが使用した標的20か所」が破壊されたと発表した。
アンカラでの自爆攻撃を受けて、トルコがイラクで空爆を開始。 (写真:スカイニュース)
アンカラ政府は、空爆の目的は「PKKやその他のテロ組織を無力化し、イラク北部からのトルコ国民や法執行機関に対するテロ攻撃を防ぎ、トルコ国境の安全を確保すること」だと述べた。
これに先立ち、地元メディアは、トルコの首都アンカラの内務省本部前で自爆犯が爆発物を爆発させたと報じていた。
トルコ内務省は声明で、この攻撃はテロ行為であり、少なくとも2人の容疑者が事件に関与していたと述べた。この発表によれば、容疑者の1人は自爆ベストを爆発させることができたが、もう1人は治安部隊によって速やかに制圧されたという。
当局によれば、この攻撃で警察官2人が負傷した。トルコのメディアはその後、アンカラの路上に装甲車が現れ、治安部隊が巡回している写真を公開した。
この攻撃は今日トルコ議会が開会されていた日に発生した。攻撃直後、国会議事堂とトルコ内務省ビル周辺の警備が強化された。
コン・アン(出典:RT)
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