共同通信は、1月1日午後11時3分(現地時間、ベトナム時間午後9時3分)、中部日本・石川県能登半島で新たな地震が発生したと報じた。能登半島では同日午後、マグニチュード7.6の地震が発生した。
1月1日の強い地震の後、石川県輪島市の道路に大きな亀裂が生じた。 (出典:AFP) |
当初の情報では、この地震はリヒタースケールで3.0とされていた。
同日午後早く、中部日本沿岸の広い範囲で連続した強い地震が発生し、そのうち能登半島が最も強い単独の地震に見舞われた。気象庁は、この地震を正式に「2024年能登半島地震」と命名した。
当局は、日本沿岸の震源地から300キロ以内の範囲で最大5メートルの危険な津波が発生する可能性があるとして津波警報を発令した。
しかし、ハワイに拠点を置く太平洋津波警報センターは深夜0時ごろ、地震による津波の脅威は「基本的に去った」と発表した。
NHKテレビは同日、日本政府と原子力委員会が一連の地震を受けて原子力発電所の緊急事態を防ぐための対策本部を設置したと報じた。
現在、地震の影響で火災が発生した石川県の北陸電力志賀原子力発電所の状況に関するデータが集まっている。このため、第一、第二原子炉は停止され、タスクフォースは志賀原子力発電所の放射線レベルの検査を強化した。
地震後の被害について、林芳正官房長官は同日、志賀原子力発電所の火災は消し止められたが、倒壊した家屋に6人が埋まったことを確認した。
岸田文雄首相は関係省庁に対し、地震による被害状況を早急に調査し、人々の安全を確保するとともに、閉じ込められた人々の救出や適切な情報提供に努めるよう要請した。
地元メディアの最新画像では、強い地震により石川県内の多くの道路や家屋が被害を受け、能登地方や羽咋市の多くの家屋が倒壊したことが映っている。現在、約32,500軒の住宅が停電している。
石川県金沢市では、住民が撮影した動画にホームや車内での激しい揺れが映っていた。
全日本空輸は地震の影響で庄内、新潟、能登、小松の各空港を発着する計16便が欠航し、約1,450人に影響が出たと発表した。一方、日本航空も新潟空港と小松空港を発着する計9便を欠航した。
JR東日本は石川県内の上越線と北陸線の全新幹線の運行を見合わせた。
気象庁は来週、中部地方で非常に強い地震が発生する可能性があると予想し、住民に対し、強い余震に警戒するよう呼びかけている。
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