マグニチュード7.6の地震により、能登半島先端の珠洲市では家屋が損壊し、石川県輪島市では火災が発生した。瓦礫や寸断された道路が救援活動の妨げとなっており、被害の全容はまだ明らかになっていない。
石川県輪島市の人気観光スポットとして知られる市場が地震で全焼した。写真:共同通信
震源地に近い珠洲市は、人口5,000世帯余りだが、泉谷益弘町長によると、住宅の90%が破壊された可能性があるという。 「状況は悲惨だ」と彼は言った。
日本当局によれば、少なくとも57人の犠牲者が出たと報告されており、その内訳は輪島市で24人、珠洲市で20人、七尾市で5人などとなっている。
火曜日、被災地に救援物資を届ける途中の海上保安庁の飛行機が東京で民間航空機と衝突し、海上保安庁職員5人が死亡する事故が発生し、状況はさらに悲惨なものとなった。幸いなことに、日本航空の飛行機に乗っていた379人全員が生き残った。
気象庁によると、月曜日の最初の地震発生以来、約200回の揺れが観測されており、今後数日間でさらに強い揺れが発生する可能性があると警告した。
2024年1月2日、石川県の温室で避難生活を送る人々。写真:ロイター
月曜日午後4時10分の地震により、少なくとも1.2メートルの最高波が輪島港を襲ったことを受けて、日本海沿いの広い地域に発令されていた津波警報は火曜日の朝に解除された。
輪島市では月曜日に発生した大火災により朝市が全焼した。石川県当局によると、輪島市中心部の200棟以上の建物が火災に巻き込まれたが、鎮火されたという。
この地震により、新潟県、富山県、福井県、岐阜県でも負傷者や建物の損壊が発生した。林芳正官房長官は、石川県や新潟県を含む避難者の数が火曜日正午時点で5万7,360人に達したと述べた。
岸田文雄首相は記者会見で「能登半島北部は車両の進入が困難だ」と述べ、政府が船による救援物資の輸送を調整していると付け加えた。
気象庁によると、元旦の地震は輪島市の東北東約30キロの地点を震源とし、震源の深さは一時16キロに達し、最大震度はマグニチュード7に達した。
マグニチュード7の地震では、人々は立ち上がれないほどだったと伝えられている。同庁によると、北海道でこのような地震が最後に記録されたのは2018年だという。
フイ・ホアン(共同通信、ロイター通信、CNAによる)
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