投資家らが今週、ドナルド・トランプ米大統領による「ほぼ全ての国」に影響を及ぼす相互関税の発表を待つ中、ドルは安定して推移した。
アメリプライズ・ファイナンシャルのストラテジスト、アンソニー・サグリムベネ氏は「第2四半期も不確実性と変動性が続く可能性がある。変動の度合いは関税の対象が誰になるかによって決まる」と述べた。
ユーロは第1四半期に4.5%上昇し、ドイツの金融改革により2022年第4四半期以来の大幅な上昇となった後、0.07%上昇して1.0824ドルとなった。しかし、貿易をめぐる不確実性が高まる中、上昇が続くかどうか疑問視する投資家もいる。
英ポンドは0.11%上昇し1.2932ドルとなった。
日本円は、日本銀行が金利を引き上げるという期待から、0.1%上昇して1ドル149.81円となり、第1四半期では約5%上昇した。
新たなデータによると、貿易摩擦が輸出志向型経済に打撃を与え、日本大手製造業の景況感が第1四半期に悪化し、日銀の政策決定を複雑にしていることが示された。
オーストラリアドルは0.08%上昇して0.6252ドルとなり、オーストラリア準備銀行(RBA)の政策会合を前に月曜日につけた4週間ぶり安値の0.6219ドル付近となった。 RBAは金利を据え置くと予想されており、投資家は今後のRBAの政策の方向性を判断するためにRBA当局者のコメントに注目するだろう。
「最近の経済データは、特に地政学的な不確実性を考慮すると、豪準備銀行がよりハト派的姿勢を示すきっかけになるかもしれない。これにより、5月に25ベーシスポイントの利下げが行われるとの市場の期待が高まり、豪ドルの重しとなる可能性がある」とオーストラリア・コモンウェルス銀行のエコノミスト、キャロル・コン氏は述べた。
一方、ニュージーランドドルは0.04%下落して0.5676ドルとなった。
出典: https://thoibaonganhang.vn/sang-14-ty-gia-trung-tam-tiep-tuc-giam-nhe-162104.html
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