イタリアのローマはセリエA第23節でカリアリを4-0で破り、ジョゼ・モウリーニョ監督に代えてダニエレ・デ・ロッシ監督を擁して以来3連勝を果たした。
ローマが先制点を挙げるまでにかかった時間はわずか61秒だった。パウロ・ディバラのコーナーキックによりペナルティエリア内で大混乱が起こった後、ロレンツォ・ペレグリーニが至近距離から得点した。ローマのキャプテンのゴールは、2023-2024年セリエAシーズン開始以来最速のゴールでもある。
先制点の後もローマは試合を支配し続けた。カリアリは数回シュートを放ったが、ゴールキーパーのルイ・パトリシオを脅かすには至らなかった。 23分にホームチームが2点目を決めた。ペレグリーニが左サイドからパスを送った後、ロメル・ルカクが足を上げ、ディバラがゴール上隅にシュートした。
ディバラ(中央)は、2月5日夜、オリンピコ・スタジアムで行われたセリエA第23節、ローマ対カリアリ戦での4-0の勝利でゴールを決め、喜びを表現している。写真: EPA
ローマは前半にもっと有利な展開をとれていれば、4-0で勝利していたかもしれない。ディバラはシュートを枠外に逸らしチャンスを逃し、ルカクのゴールはオフサイドにより取り消された。一方、カリアリは43分に絶好のチャンスを逃した。ジャンルカ・ラパドゥーラはブライアン・クリスタンテをドリブルでかわしたが、シュートはゴールキーパーのパトリシオの正面に当たった。
後半、ローマはカリアリにこれ以上の反撃のチャンスを与えなかった。ホームチームが勝利を収めるまでにかかった時間はわずか14分だった。 51分、アンドレア・ペターニャがペナルティエリア内でボールに触れた後、ディバラのペナルティでスコアが4-0となり、またディーン・フイセンがレアンドロ・パレデスのコーナーキックをヘディングで決めて4-0の勝利を確定させた。
カリアリ戦での勝利は、1月16日にモウリーニョ前監督をデ・ロッシ監督に交代させて以来、ローマにとって3試合中3勝目となった。その前の2試合では、デ・ロッシ監督率いるローマはヴェローナを2-1、サレルノを2-1で破っていた。ローマは現在セリエAで23試合で38ポイントを獲得し5位につけており、4位のアタランタとはわずか1ポイント差となっている。アタランタは首位のインテルに対して1試合を残している。
デ・ロッシ監督は、2月5日夜、オリンピコ・スタジアムで行われたセリエA第23節、ローマ対カリアリの試合で3連勝を飾り、喜びを語った。写真: AP
一方、カリアリは18ポイントで最下位から3番目にランクされている。残りの試合で良い成績を残せなければ、ベテラン監督クラウディオ・ラニエリ率いるチームは昇格からわずか1シーズンでセリエBに戻らざるを得なくなるかもしれない。
ローマで3試合すべてに勝利した最後の監督は、1929年のハーバート・バージェスだ。カリアリ戦での勝利後、デ・ロッシ監督はこう語った。「ローマは強いチームであり、選手たちは自分たちを信じなければならない。彼らは試合開始から素晴らしいプレーを見せ、ボールコントロールだけでなく、いつスペースを攻めて相手を苦しめるべきかを理解していた。素晴らしいパフォーマンスだった。」
タン・クイ
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)