アブドラ2世国王はビシェル・カサウネ首相と内閣の辞任を受理した。ヨルダン憲法では、議会選挙後には通常、政府は総辞職しなければならないとAFPは9月15日に報じた。
9月10日に発表された議会選挙の結果によると、イスラム行動戦線(IAF)党は138議席中31議席を獲得し、首位に立ったものの過半数には届かなかった。また、1989年以来最大のイスラム教徒が多数を占める議会となる。
ジャファル・ハッサン氏(左)は3月のイベントでヨルダンのビシェル・ハサウネ首相と並んで座っている。
写真: チャイナ・デイリーのスクリーンショット
カサウネ氏は2020年10月からヨルダン政府を率いてきた。後継者としてアブドラ2世国王が最近選んだのは、現在ヨルダン国王の首席補佐官を務めるジャファル・ハッサン氏である。
ヨルダン王宮の声明によると、ハサウネ首相の政府は新内閣が樹立されるまで暫定政府として機能し続けることになる。ヨルダン国王は首相を任命し、議会を解散する権限を持ち、議会は不信任決議を可決し内閣に辞任を強制することができる。
ロイター通信によると、ハッサン氏はハーバード大学(米国)で学び、尊敬される技術者である。新政権は、投資制限と国内総生産(GDP)の14%を占める観光業の急激な落ち込みにより大きな打撃を受けているガザ紛争が同国経済に与える影響を緩和するという課題に直面することになるだろう。
ハサウネ首相の任期中、成長率が2%前後で推移する中、数十年にわたる経済停滞を逆転させるため、アブドラ2世国王が導入した改革を推進することを目指してきた。新型コロナウイルス感染症のパンデミックと隣国イラク、シリアとの紛争により状況はさらに複雑化している。
[広告2]
出典: https://thanhnien.vn/quoc-vuong-jordan-bo-nhiem-ong-hassan-lam-tan-thu-tuong-185240915200606951.htm
コメント (0)