国際記念物遺跡会議(ICOMOS)は、イエントゥー・ヴィンギエム・コンソン、キエップバックの建造物群と景観複合体を世界遺産リストに推薦するための書類についてコメントした。
9月14日、サウジアラビアにおいて、グエン・ティ・ハン クアンニン省人民委員会副委員長率いる作業代表団は、文化スポーツ観光省文化遺産局の幹部、ベトナムのユネスコ常駐代表部代表部大使とともに、国際記念物遺跡会議(ICOMOS)のマリア・ロール・ラヴニール事務局長とともに、イエントゥー・ヴィンギエム・コンソン、キエップバックの建造物群と景観複合体の世界遺産リストへの推薦書類のプロセスと内容について作業を行った。
作業風景。 (出典:baoquangninh) |
会合で、ICOMOS事務局長のマリア・ロール・ラヴェニール氏は、イエントゥー・ヴィンギエム・コンソン、キエップバックの建造物群と景観群の世界遺産登録申請書類を提出したクアンニン省の努力と決意を高く評価した。
マリア・ロール・ラヴェニール氏は、ベトナムが世界遺産条約の連鎖遺産登録に関する実施ガイドラインを慎重に検討し、規則を確実なものにするための書類を完成させるよう提案した。
ICOMOS事務局長は、2023年9月30日に草案が世界遺産センターに送付された後、書類について協議するためにICOMOS本部の専門部署と直接話し合い、協力するというクアンニン省指導者の提案に同意し、支持した。
ベトナムは、2015年以来8年連続で、ユネスコによる審査と登録のために世界遺産の推薦書類を提出したばかりである。
イエントゥー・ヴィンギエム・コンソン・キエップバックの建造物群と景観がユネスコの世界文化遺産に登録されれば、これは1987年に世界文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に加盟して以来、ベトナム初の省をまたいだ世界遺産となる。
国際記念物遺跡会議 (ICOMOS) は世界遺産委員会の諮問機関であり、登録手続きや登録後の資産の保存状態の評価など、文化遺産と複合遺産に関するあらゆる事項について指導と勧告を行う責任を負っています。 ICOMOS の勧告は、世界遺産委員会が文化遺産および複合遺産に関する決定を下す際の基礎となります。 |
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