フィンランド国境警備隊は、11月18日夜から過負荷のためロシアとのヴァルティウス国境検問所での活動を一時停止している。
フィンランドのヌイヤマー国境検問所。 (出典: eer) |
フィンランドのカイヌー地域を担当する国境警備隊はソーシャルメディアアカウントで、「ヴァルティウス検問所は混雑しています。現在、この検問所を利用して国境を越えることは推奨しません」と発表した。
Yleラジオ・テレビ局によると、ヴァルティウス国境検問所は日中は閉鎖され、現地時間午後6時19分までに閉鎖された。一方、イルタレハティ紙は、この国境ゲートは11月19日の朝に運用を再開すると報じた。
フィンランドはこれに先立ち、8月17日夜からロシアとの東部国境にある4つの国境ゲートを閉鎖すると発表していた。
フィンランドのペッテリ・オルポ首相は11月16日、同国が11月17日夜からロシアとの東部国境にある4つの国境ゲートを閉鎖することを決定したと発表した。オルポ首相はこれを、フィンランドの東の国境を越えて押し寄せる「第三国国民」の波への対応だと述べた。
フィンランドのマリ・ランタネン内務大臣によると、ヴァーリマー、ヌイヤマー、イマトラ、ニイララの国境検問所は2024年2月18日まで閉鎖される予定だ。
一方、フィンランド国境警備隊は、ヴァルティウス、サッラ、クーサモ、ラヤ・ヨセッピの北部国境検問所は引き続き機能していると発表した。
ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は、フィンランドがロシアとの国境を閉鎖する決定は欧州に新たな分断線を生み出すことになると述べ、ロシアがこの動きに反応すると警告した。
[広告2]
ソース
コメント (0)