英国メディアによると、チェルシーのオーナー、トッド・ボーリー氏は、クラブのFFP問題の解決にサウジアラビアの協力を求めており、6選手を中東に売却する予定だという。 2016年にレスターから2900万ポンドで移籍したミッドフィールダーのエンゴロ・カンテは、今月末の契約満了に伴いスタンフォード・ブリッジを離れ、サウジアラビアへ移籍する。 32歳のフランス人選手は、ロンドンのクラブでの収入の6倍にあたる週給170万ポンドでアル・イテハドと契約した。
チェルシーのオーナー、トッド・ボーリーはサウジアラビアに選手売却を検討中
英国メディアの情報筋によると、チェルシーの不名誉なストライカー、ピエール＝エメリク・オーバメヤン（32歳）は、サウジ・プロリーグ（サウジアラビアのトップリーグ）の4つのクラブのいずれかに加入する交渉を行っている。彼は昨年8月にバルセロナから1000万ポンドで移籍した。
昨夏ナポリから3400万ポンドで加入したセネガル代表DFカリドゥ・クリバリも、チェルシーを離れてサウジアラビアへ移籍する予定だと報じられている。昨シーズンインテル・ミラノに貸し出されていたストライカーのロメル・ルカクにも、アル・ヒラルから年間2100万ポンドという巨額の契約が提示された。このベルギー人ストライカーは、2年前にインテルから「ブルーズ」に加入した際に、なんと9,750万ポンドという高額な移籍金が支払われた。そして6月17日には、2020年にアヤックスから3800万ポンドで加入したウインガーのハキム・ツィエクが、クリスティアーノ・ロナウドの前線でのコンビとしてアル・ナスルのターゲットになっていると報じられた。
ハキム・ツィエクもサウジアラビアへの移籍が噂されている。
Goal誌は、アル・アハリが彼の代理人と接触したと言われており、移籍金2200万ポンドのゴールキーパー、エドゥアール・メンディがサウジ・プロリーグの他のクラブに移籍する可能性があると報じている。
ボーリー監督は昨シーズンの初めにロマン・アブラモビッチ氏からチェルシーを買収して以来、新選手獲得に6億ポンド以上を費やしてきた。このアメリカ人実業家は、今後は収支のバランスを取るとともに、30人以上の選手を収容する広大な更衣室の規模を縮小する必要がある。
カンテはサウジアラビア行きに合意した
チェルシーは来シーズンの欧州の大会には出場しないものの、FFP規則に従うために6月30日までに一部選手の売却を開始する必要がある。 CBSスポーツによると、ボーリー氏とサウジアラビアの良好な関係がプロセスを円滑にする可能性があるという。チェルシーのオーナーは最近、サウジアラビアの公共投資基金が現在所有するチーム、アル・ヒラルの会長とともに中東の国で目撃された。
サウジアラビアの政府系ファンドでありニューカッスルの買収者であるPIFが、チェルシーの大株主であるクリアレイク・キャピタルの主要投資家であったことは以前に報じられていた。 PIFはまた、買収の一環としてチェルシーの株式60％を取得した米国拠点のプライベートエクイティ会社、クリアレイクが管理する数十億ポンド相当の資産を保有しているとみられる。
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