ニジェールの軍事政権は攻撃の危険性を理由に、軍に最大限の警戒態勢を敷いた。
アブドゥラハマネ・チアーニ将軍率いるニジェールの軍事政権は、軍に最高レベルの警戒態勢を敷いた。 (出典: France24) |
この命令は、8月25日にニジェールの国防長官が公表した内部文書で発令され、同国の治安筋によって確認された。
8月26日にネット上で広く共有されたこの文書は、軍に最大限の警戒態勢を敷く命令により、部隊はいかなる攻撃にも比例して対応し、「全面的な奇襲状態を回避」できるようになると述べている。
この文書はまた、「国家の領土侵略の脅威はますます明確に感じられるようになっている」と強調した。
昨年7月下旬、ニジェール大統領警護隊の将校グループがモハメド・バズーム大統領を打倒するクーデターを起こした。クーデター勢力は、国の運営のため、アブドゥラハマネ・チアーニ将軍が率いる祖国防衛国家評議会を設立した。
クーデター後、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)はニジェールに制裁を課し、軍事介入の可能性も含め同国の「憲法秩序の回復」の選択肢を検討しているが、危機に対する外交的解決策を見出すことに引き続き尽力している。
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