日本は、東京が排他的経済水域であると主張する尖閣諸島/釣魚島付近のブイを撤去するよう中国に要請した。
日本の外務省当局者は本日、日本の海上保安庁が7月に東シナ海の島々(東京が尖閣諸島、北京が釣魚島と呼ぶ)付近の海域でブイを発見したことを受け、中国に抗議書簡を送ったと発表した。
「この行為は国際法に違反するため、ブイの即時撤去を要請した」と日本当局者は述べ、当該海域は日本の排他的経済水域(EEZ)内だと主張した。
日本の松野博一官房長官も9月19日の記者会見で、中国の行動は日本と中国が共に締約国となっている1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)に違反していると述べた。
尖閣諸島/釣魚島は日本が実効支配し、中国が領有権を主張している。写真:共同通信
日本外務省によると、黄色のブイは尖閣諸島最大の島、魚釣島の北西約80キロの海域で発見され、明るい光と漢字が書かれていたことから、海洋調査の目的であることがわかった。
海上保安庁は、付近の海域を航行する船舶の安全を確保するため、7月15日から海上警報を発令している。
中国は日本からの情報にまだ反応していない。
尖閣諸島・釣魚島は、東京から約1,900キロ、上海から約600キロ離れた無人島群で、現在日本が実効支配している。島々の領有権をめぐる日本と中国の間の緊張は何年も続いている。 2012年に日本が尖閣諸島を国有化した後、中国では数件の反日抗議活動が勃発した。
日本と中国の関係は、東京が8月24日に福島原発の処理済み放射性廃水を海洋放出し始めて以来、ますます緊張している。北京は日本からの魚介類の輸入を全面的に禁止することで対応した。
日本の財務省が9月20日に発表したデータによると、日本から中国への食品輸出は8月に41.2%減少し、140億円(9,500万ドル)となった。
係争中の尖閣諸島/釣魚島の位置。グラフィック: AFP
フエン・レー氏( AFP通信、共同通信による)
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