ロシア国防省は、同国軍が南部ヘルソン地方のドニエプル川を渡河するウクライナ軍の阻止に成功したと発表した。
ロシア国防省によると、ウクライナの「破壊工作・偵察」部隊は今日、プリドニプロフケ、ティアヒンカ、クリンキー村付近のドニエプル川を渡ろうとした際に阻止された。
ロシアはまた、川を渡る装備や車両を破壊し、スタニスラフ村付近でウクライナ軍に多大な死傷者を出したとも述べた。
ウクライナはこの情報についてコメントしていない。
2022年11月、ヘルソン州のロシア軍兵士たち。写真: RIAノーボスチ
この情報は、米国戦争研究所が10月20日に、ウクライナ軍がヘルソンのドニエプル川東岸を突破した模様だとする報告書を発表した後に公表された。
ロシアは2022年9月の住民投票でヘルソン州を併合したが、ウクライナはこれを認めなかった。昨年末の電撃戦の後、ウクライナはドニエプル川西岸のヘルソン州の一部を奪還した。
ロシアが支配するドニエプル川東岸のヘルソン地域の総面積は、同地域全体の約75%に相当する。
ウクライナは、ドニエプル川を渡河するボートを使った小規模な部隊を繰り返し派遣し、東岸のロシア軍陣地を襲撃してきた。この動きは、同地域のロシア防衛軍の対応に「頭痛の種」をもたらしたと考えられているが、目立った成果は得られていない。
ロシアとウクライナ間の戦争の状況。グラフィック: WP
ヴー・ホアン(ロイター通信による)
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