ドナルド・トランプ大統領は2月26日の就任後初の閣議で、EU製品への課税計画について「決定を下した。近日発表する。一般的に言えば、自動車やその他のすべての製品に対する関税は25%となる」と述べた。
トランプ氏はEUが「本当に我々を利用している」と非難した。
EUは乗用車に10%の関税を課しているが、これは米国の関税2.5%の4倍である。米当局者らはまた、欧州の付加価値税率が少なくとも17.5%であることにも不満を表明した。
EUは、トランプ政権が課した不当な貿易障壁に対し「断固として、かつ即時に」対応すると誓った。
「EUは、関税が合法かつ非差別的な政策に異議を唱えるために利用される場合も含め、自由で公正な貿易に対する不当な障壁に対して断固として直ちに対応する」と欧州委員会の報道官は述べた。「EUは常に、欧州の企業、労働者、消費者を不当な関税から保護する」
EUは中国と並んで米国の第3位の貿易相手国である。ブルームバーグによれば、トランプ大統領のEU輸出に対する関税は293億ドルに達する可能性がある。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は今週ワシントンでトランプ大統領と会談し、EUとの貿易紛争を避け、中国に重点を置くようトランプ大統領を説得できたと自信を見せた。
ポーランドのドナルド・トゥスク首相は、EUは「全く不必要な関税戦争」を回避するためにあらゆる手段を講じると述べた。
トランプ大統領は先月末の就任以来、アメリカの最大の貿易相手国に対しても関税を引き上げる政策を推進してきた。
トランプ大統領は昨日の会合で、アメリカの二大貿易相手国であるカナダとメキシコに25%の税金を課す決定を来週実行すると述べた。一方、米国は今月初めから中国からの輸入品に10%の税金を課している。
トランプ大統領は今週初め、アルミニウム、鉄鋼、銅の輸入に対する関税を発表した後、今後数週間以内に外国車、医薬品、半導体チップにも関税を課すと警告した。
同氏はまた、米国製品に関税を課す国々に適切に対応する相互税政策を起草するようチームに指示した。
多くの経済学者は、トランプ氏の計画は米国経済に打撃を与え、世界的な貿易戦争につながる恐れがあると警告している。
出典: https://dantri.com.vn/the-gioi/my-se-ap-thue-25-voi-toan-bo-hang-hoa-eu-20250227073556107.htm
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