7月25日、ラオスで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議の傍ら、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と中国の王毅外相は40分間の二国間会談を行った。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相(左端)と王毅外相(右端)は、7月25日にラオスで行われたASEAN外相会議の合間に会談を行った。 (出典:AFP) |
新華社によると、会談で中国の王毅外相は、中国とロシアの関係は強固で安定しており、持続可能で独立しており、政治的相互信頼が強固であると述べた。
双方の戦略的連携はますます深まり、互恵的な協力、強力な人的交流、建設的な国際協力の幅広い展望が広がっています。
中国外相は、北京はモスクワと協力して長期的な友好と善隣関係という当初の願いを維持し、互いに強く支持し合い、互いの核心的利益を守り、常に発展と復興のための良きパートナーであり続けるつもりであると明言した。
さらに、協力は複雑かつ不安定な国際情勢、外部の不安定性や障害に対処することも目的としている。
王毅氏は、両国が東アジア地域での協力において連絡と調整を維持できることを指摘し、中国はロシアと協力して包括的で開放的なASEAN中心の地域協力構造を確保し、協力のコンセンサスを強化する現在の東アジアメカニズムを推進し、地域の平和、安定、繁栄に努めたいと述べた。
一方、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、両国首脳の戦略的指導の下、ロシアと中国は緊密な連絡を維持し、戦略的連携を強化し、公正な国際秩序を共同で守り、真の多国間主義を実行し、多極化した世界の構築に前向きなエネルギーを注入してきたと述べた。
ロシア外務省長官は、モスクワはASEANの中心的役割を支援し、外部勢力による干渉や侵入を防ぐために北京と協力すると明言した。
コメント (0)