ドイツのボリス・ピストリウス国防相は、ウクライナがドイツ政府にこの長距離兵器の提供を要請し続けていることを受け、さらに600発のタウルス巡航ミサイルを購入することを目指していると、10月25日付のシュピーゲル誌が報じた。
タウルス長距離巡航ミサイルを搭載したドイツ空軍のユーロファイター(モスグリーン)
現在までにドイツ軍は射程距離500キロ以上を有し、ユーロファイター、トーネード、F-15、F-18などの戦闘機に装備されているタウルス巡航ミサイルを約600発保有している。
このミサイルは欧州の軍事請負業者MBDA社が製造したもので、司令部掩蔽壕、弾薬庫、燃料庫、飛行場、港など敵地奥深くにある重要目標を破壊するよう設計されている。
ウクライナからの圧力にもかかわらず、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、キエフがドイツから提供された兵器を使ってロシア領内の標的を攻撃する可能性があるとの懸念から、タウルスミサイル支援の要請を繰り返し拒否した。
ピストリウス大臣は現在、より高性能な「タウルス・ネオ」の購入を希望しており、シュピーゲル誌によると、取引総額はミサイル600発で約21億ユーロ、最初の納入は2029年の予定だという。
しかし、ピストリウス氏は依然としてこの計画のための資金を募っており、プロジェクト開始には2025年までに3億5000万ユーロが必要だ。
ドイツ国防省は上記の情報についてコメントしていない。
英国とフランスはそれぞれウクライナにストームシャドウ巡航ミサイル(フランスではスカルプと呼ばれている)を供給しており、キエフ政府軍はソ連時代の戦闘機を改造してミサイルを搭載したと述べている。
ロシアはドイツに対し、キエフへの長距離ミサイルの配備は深刻な結果を招き、ウクライナ戦争を新たな紛争のスパイラルに陥れるだろうと警告した。
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出典: https://thanhnien.vn/duc-muon-mua-them-600-ten-lua-hanh-trinh-tam-xa-taurus-185241025193345281.htm
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