オーストリアのカール・ネハンマー首相は、連立政権樹立に向けた協議が意見の相違で決裂したことを受け、辞任を発表した。
「私は近日中に首相と(オーストリア)国民党の党首を辞任し、秩序ある政権移行を促進する」とオーストリアのカール・ネハンマー首相は1月4日、ソーシャルネットワークXに投稿した動画で発表した。
オーストリア首相カール・ネハンマー
ロイター通信によると、オーストリア国民党(OVP)と社会民主党(SPO)の連立政権樹立に向けた協議が決裂し、両党が政策で妥協しなかったと非難したことを受けて、この発表が行われたという。新自由オーストリアフォーラム(NEOS)も前日に対話から撤退し、残りの政党がNEOSが求める政策にコミットしていないと批判した。
オーストリアの議会選挙が9月に行われ、自由党(FPO)が約29%の得票率で初めて最多得票を獲得した。 FPOは極右、反移民、欧州懐疑派の政党だ。どの政党もFPOとの協力を望まなかったため、アレクサンダー・ファン・デア・ベレン大統領はネハンマー氏のOVPに組閣の任務を引き渡した。
オーストリアのネハンマー首相が辞任したことで、最も起こりそうな展開は、自由党が再び連立政権を組むパートナーを探すか、新たな選挙が実施されるかの2つだ。
ネハンマー氏は、自由警察のリーダーであるヘルベルト・キクル氏は陰謀論者であり、政府を率いるのは難しいが、自由警察は信頼できると評価していると述べた。しかし、キクル氏は自由党の部外者ではなく、自由党は移民政策などに関して野党党首と同様の見解を共有している。 OVPとFPOは2017年から2019年まで共同統治し、FPOのリーダーであるセバスティアン・クルツ氏が首相を務めた。
ロイター通信によると、OVPの指導者らはネハマー氏の後任を選ぶため1月5日に会合を開く予定だ。
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出典: https://thanhnien.vn/dam-phan-lap-chinh-phu-that-bai-thu-tuong-ao-tu-chuc-185250105091629177.htm
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