この事態は試合開始2分目に起こった。クリスティアーノ・ロナウドがペルセポリス・クラブ(イラン)の選手と競り合いながらペナルティエリア内で転倒したのだ。審判はアウェーチームの反撃としてすぐにペナルティの笛を吹いた。しかし、ポルトガル人選手はすぐに審判のところへ走り、合図してペナルティではないと主張した。
クリスティアーノ・ロナウド(左)
ポルトガルのスター選手は試合序盤に倒れた後、合図してそれはペナルティではないと主張した。
その後、中国の審判員である馬寧氏はVARをチェックし、ペルセポリスの選手によるペナルティにつながったファウルではなかったことを確認した。馬寧氏はクリスティアーノ・ロナウド氏の要請に応じてペナルティを吹く決定を撤回した。
「試合の状況でクリスティアーノ・ロナウドがとった行動は珍しい。これまでも、相手選手の拍手の中、PKの取り消しを提案した元ラツィオのストライカー、ミロスラフ・クローゼのような似たような状況は数多くあった。クリスティアーノ・ロナウドはフェアプレーの行動に対しても称賛を受けた」とマルカ紙は報じた。
クリスティアーノ・ロナウドがPKを拒否したことは、ペルセポリス戦でアル・ナスルが得点する最大のチャンスでもあった。 17分にラジャミがレッドカードを受けたため、残り時間は10人でプレーすることになり、多くの困難を招いた。
クリスティアーノ・ロナウドもプレーが悪く、ペルセポリスのゴールを脅かすような場面がなかったため、アル・ナスルはホームでスコアレスドローに終始した。しかし、この結果はアル・ナスルがAFCチャンピオンズリーグ1回戦のベスト16への切符を早々に勝ち取るのに十分だった。
「グループリーグを突破し、20試合無敗を達成できたことをとても嬉しく思う。チームスピリットは素晴らしかった」とクリスティアーノ・ロナウドは試合後、自身のソーシャルネットワークアカウントX(旧ツイッター)に書いた。
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