2022年2月にロシアとウクライナの紛争が勃発した後、世界最大手の企業が相次いでロシアでの事業から撤退したり規模を縮小したりした。
ロシアのマクドナルド店舗の解体。 (出典:ロイター)
ロシア国営通信社RIAは5月29日、ロシア中央銀行のデータに基づき、事業を売却してロシアを去った外国人投資家が2022年3月から2023年3月の間に約360億ドルをロシアから引き出したと報じた。
2022年2月にロシアとウクライナの紛争が勃発した後、世界最大手の企業が相次いでロシアでの事業から撤退したり規模を縮小したりした。
ロシア中央銀行は先週、2022年3月以降に約200件の資産売却が完了し、そのうち1億ドルを超える大規模取引はわずか20%だったと述べ、外国資本流入減少の影響を軽視した。
ロシア連邦統計局(ロススタット)の暫定データによると、2023年第1四半期の同国の国内総生産(GDP)は前年同期比で1.9%減少した。これに先立ち、ロシア統計局は2022年のロシアのGDPが2.1%減少したと発表していた。
またロシア統計局によれば、国内消費者物価は5月初めから0.09%上昇し、今年初めからは2.15%上昇している。
今月初め、原油価格が回復し始めたため、ロシアルーブルは1ドル=77ルーブルを超え、1カ月以上ぶりの高値となった。
ロシアの通貨は4月を通して原油価格の高騰の恩恵を受け、ロシアの輸出業者の収益増加に貢献した。
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