ウォルター・リード国立軍事医療センターの医師2人は国防総省が発表した声明で、「オースティンさんの前立腺がんは早期発見で予後は良好だ」と述べた。ロイド・オースティン氏はこれまで入院について公表していなかったため、米政府高官らも驚いていた。
米国のロイド・オースティン国防長官(右)。写真:ロイター
医師らによると、オースティン国防長官のがんは定期検査中に発見され、12月22日に治療のため簡単な手術を受け、翌日に帰宅したという。
しかし、彼は1月1日に「腹部、腰、脚の激しい痛みを伴う吐き気などの合併症」のため再入院した。初期検査で尿路感染症と判明し、さらなる治療が必要となった。
「彼は回復を続けており、ゆっくりとしたプロセスではあるが、完全に回復すると予想している」と医師らは述べた。「入院中、オースティン長官は意識不明にはならず、全身麻酔もかけられなかった」
国防総省報道官のパット・ライダー少将は月曜日、記者団に対し、オースティン国防長官の権限の一部は1月2日にキャサリン・ヒックス国防副長官に移譲されたが、ヒックス副長官にはオースティン国防長官が入院したことは2日後まで知らされていなかったと語った。
マイ・アン(ロイター、CNAによる)
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