アントニー・ブリンケン米国務長官(写真:ロイター)。
アントニー・ブリンケン米国務長官は、ジョー・バイデン米大統領が9月13日に英国のキール・スターマー首相と会談し、ウクライナ軍が両国から提供された長距離兵器を使ってロシアの奥深くまで攻撃することを許可するかどうかについて協議すると述べた。
ブリンケン氏は英国のデービッド・レミー外相との記者会見で、イランがロシアに弾道ミサイルを供給していると非難し、米国はこれに対してテヘランに制裁を課すと述べた。これまでロシアとイランはこの情報を繰り返し否定していた。
ブリンケン氏とレミー氏は9月11日にウクライナのキエフを共同訪問した。
ここ数週間、ウクライナは西側諸国に対し、キエフの軍事力を解き放ち、ロシア領土の奥深くまで攻撃するよう繰り返し呼びかけている。
「ロシア領土の奥深くへの米軍兵器による攻撃は、国境付近のロシア領土への米軍兵器による攻撃と同等の挑発行為だと我々は考えている。どちらもロシア領土であり、攻撃の深さに関わらず、両者に違いはない」と、ウクライナのある議員はCNNに対し、キエフの立場について語った。
しかし、米国と西側諸国は、主要な核保有国の一つであるロシアとの緊張が高まることを懸念し、ウクライナの呼びかけに応じることに依然として躊躇している。
ロイド・オースティン米国防長官は、長距離ミサイルを含めいかなる兵器もロシア・ウクライナ戦争の結果を変えることはできないと述べた。
一方、モスクワは、ウクライナが西側諸国から供給された長距離兵器をロシア領内に発射した場合の結果について警告した。
ウクライナ紛争をエスカレートさせる米国の計画が実現すれば、米国は直接的な影響を受けるだろうと、ロシアのアナトリー・アントノフ駐米大使は述べた。
アントノフ氏は、西側諸国の長距離兵器がロシア領土に発射された場合、潜在的な緊張の高まりは欧州大陸に限らないと述べた。
「ウクライナ危機を通じて欧州とロシアを対立させるというワシントンの考えは実現しないだろう。現状が世界的な紛争へとエスカレートした場合、米国は傍観者でいることはできないだろう」とアントノフ氏は述べた。
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出典: https://dantri.com.vn/the-gioi/anh-my-se-thao-luan-viec-coi-troi-vu-khi-cho-ukraine-20240910224715015.htm
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