2025年3月30日、ミャンマーのマンダレーで捜索救助隊員が活動している。(写真:新華社) |
WHOは、外傷の被害者や負傷者の数が多いため、国内の外科手術能力が限られていることから感染リスクが高く、またミャンマーの根本的な状況により病気の発生リスクが高まる可能性があると述べた。
WHOは緊急資金要請の中で、「WHOはこの危機を、同組織の緊急対応枠組みにおける最高レベルであるレベル3の緊急事態に分類した」と述べた。
WHOによると、ミャンマーでは予備的な調査で多数の死傷者が出ており、緊急の救急治療が必要だという。電力と水の供給は依然として途絶しており、医療サービスへのアクセスが制限され、水や食物を媒介とする病気の発生リスクが高まっている。骨折や開放創などの外傷は、外科手術能力の限界や感染管理の不備により、感染や合併症のリスクが高くなります。
WHOは、人命を救い、病気の流行を防ぎ、基本的な医療サービスを安定させ、回復させるために、今後30日間で緊急の医療ニーズを満たすために800万ドルが必要だと述べた。直ちに資金援助がなければ、多くの命が危険にさらされ、すでに脆弱な医療制度が崩壊する恐れがある。同組織は、人々が混雑した避難所に避難したことと、給水・衛生インフラへの深刻な被害が相まって、感染症、特にコレラやデング熱の発生リスクが大幅に高まったと述べた。
WHOはまた、重傷や骨折の治療のための緊急キットと多目的テントの最初の出荷がヤンゴンの緊急備蓄庫から輸送され、首都ネピドーの1,000床の病院に到着したと発表した。同様の物資が北のマンダレー総合病院へ向けて輸送されている。
これまでに、この地震によりミャンマーでは1,700人以上が死亡し、約3,400人が負傷、約300人が行方不明となっている。米国地質調査所(USGS)の予測モデルによれば、ミャンマーでの死者数は1万人を超える可能性があり、物的損害は同国の年間経済生産高を上回る可能性がある。
出典: https://baotuyenquang.com.vn/who-keu-goi-tai-tro-khan-cap-cho-myanmar-209235.html
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