3月23日午前、ベトナム外務省報道官ファム・トゥ・ハン氏は、東海問題に関する中国外務省報道官の汪文斌氏の3月14日の声明とフィリピン外務省の3月17日の声明に対するベトナムの立場を表明した。

ベトナム外務省報道官は、これまで繰り返し主張してきたように、ベトナムは国際法に従ってホアンサ諸島とチュオンサ諸島に対する主権、ならびに1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)に従って確立された海域に対する主権、主権的権利および管轄権を主張する十分な法的根拠と歴史的証拠を有していると述べた。

国際法に反し、ホアンサ諸島とチュオンサ諸島に対するベトナムの主権を侵害し、1982年の国連海洋法条約に基づいて設定されたベトナムの海域に対するベトナムの主権、主権的権利、管轄権を侵害する東海における主張に関して、ベトナムの立場は常に明確かつ一貫しており、何度も確認されており、それによれば、ベトナムはこれらの主張すべてに断固として反対し、拒否する。

同報道官は、ベトナムは関係各国が1982年の国連海洋法条約の規定を真に尊重し遵守し、東海における平和と安定の維持と根本的かつ長期的な解決策の模索に協力することを望んでいると明言した。

中国、フィリピンが米国に南シナ海の石油共同探査を要請したことに反応フィリピンが米国に南シナ海での石油・ガス共同探査を要請したことを受け、中国はマニラの南シナ海エネルギー計画が北京の利益を損なってはならないと述べた。
ベトナムは「セカンド・トーマス礁における中国とフィリピンの緊張」を懸念

ベトナムは「セカンド・トーマス礁における中国とフィリピンの緊張」を懸念

ベトナムは東海における最近の緊張を非常に懸念しており、セカンド・トーマス礁での緊張に関与する当事者に自制するよう呼びかけている。
ASEANの東海に関する原則的立場を尊重するようパートナーに要請

ASEANの東海に関する原則的立場を尊重するようパートナーに要請

ブイ・タン・ソン外相は、ASEANはバランスのとれたアプローチを維持し、相互の関心事項についてパートナーと協議する必要があると強調した。彼はパートナーに対し、東海に関するASEANの原則的な立場を尊重するよう求めた。