米沿岸警備隊(USCG)は6月22日、行方不明の潜水艇タイタンに乗っていた5人全員が「大爆発」と思われる事故で死亡したと断定した。このニュースは、タイタニック号の残骸を視察中に行方不明になった潜水艇タイタン号の大規模な国際救助活動の悲しい終焉を告げるものである。
USGSによると、海底で発見された残骸は、タイタニック号の沈没近くで行方不明になったタイタン潜水艇が「壊滅的な」ストレスを受けたことを示唆しているという。
ボストンで記者団に対し、沿岸警備隊第1管区司令官のジョン・モーガー少将は、「この決定を受け、直ちに(タイタン潜水艇の犠牲者の)ご遺族に通知いたしました。沿岸警備隊および統合司令部全体を代表し、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます」と述べた。
左から右へ:ハミッシュ・ハーディング、シャーザダ・ダウード、スレイマン・ダウード、ポール・アンリ・ナルジョレット、ストックトン・ラッシュ、タイタン潜水艇の犠牲者。写真:CNN |
一方、タイタン潜水艇を所有するオーシャンゲート社は、声明を発表し、「ストックトンラッシュ社のCEOであるシャーザダ・ダウド氏と、その息子であるスレイマン・ダウド氏、ハミッシュ・ハーディング氏、ポール・アンリ・ナルジョレット氏は、残念ながら全員亡くなったと確信しています。私たちは(犠牲者の)死に深く悲しんでいます」と認めた。
また、6月22日、英国のジェームズ・クレバリー外相は、英国政府がタイタン号の犠牲者の家族を支援すると発表し、深い哀悼の意を表した。
クレバリー氏はツイッターで、「タイタン号の乗組員のうち英国人3名が死亡したという痛ましいニュースです。英国政府は犠牲者の家族を支援するとともに、心よりお悔やみ申し上げます。」と投稿した。
海洋探査サービスの運営と提供を専門とする民間企業オーシャンゲートが所有するタイタン潜水艇は、6月18日にタイタニック号の残骸を見に行くため、上記の5人の犠牲者を海底まで運ぶのに約2時間かかったが、その後連絡が取れなくなった。
VNA
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