ウクライナがロシアのヤストレブ-AVレーダー施設を攻撃した瞬間(写真:Facebook)。
ロシア国防省は1月2日、ロシア軍がウクライナでヤストレブAVレーダーシステムを使い、西側諸国がキエフに提供したHIMARSなどの砲兵システムを探知し始めたと発表した。
クレムリンは当時、「このレーダーシステムはロシアの砲撃の有効性と戦場での生存率の向上に役立つ」と述べた。
RIAノーボスチ通信も「これは射撃位置を偵察するためのフェーズドアレイアンテナを備えたロシア最新式のレーダーシステムだ」と伝えた。
しかし、ロシアが同施設を配備したわずか数時間後、ウクライナはHIMARSシステムを使用してウクライナ南部ヘルソンのヤストレブAV施設を破壊したと発表した。
ウクライナ軍の声明には、ヤストレブAVが破壊された瞬間を映したビデオが添付されていた。
ロシアがウクライナの戦場にヤストレブ-AV複合施設をいくつ配備したかは不明だ。
ヤストレブAVは敵のミサイルを追跡し、敵の発射装置の正確な位置を特定し、その情報をロシアの砲兵に伝えるように設計されている。ヤストレブAVは、高く評価されているズーパークシステムなど、ロシアがウクライナの戦場に配備した他のロケット砲システムと並行して運用される。
ウクライナのメディアによると、ヤストレブ・AV複合施設の建設費は1棟あたり最大2億5000万ドルで、動物園よりもはるかに高額だという。
モスクワとキエフの両国は、敵の砲兵システムを探知し無力化するためにレーダーシステムの使用を増やしている。長期にわたる消耗戦の状況において、ロシアの対砲兵レーダーシステムを追跡し無力化することは、ウクライナにとって極めて重要である。
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