ウクライナはロシアとの穀物取引と引き換えの制裁緩和に反対している。 (出典:Adobe Stock) |
同日、ルーマニア政府は黒海のコンスタンツァ港の道路インフラを改良する計画を承認するとみられる。これは同港への大規模投資の一環であり、これにより同港へのウクライナ産穀物の出荷量増加が可能になる可能性がある。
コンスタンツァはウクライナ最大の代替輸出ルートであり、穀物は道路、鉄道、またはドナウ川の船で運ばれてくる。
キエフは世界最大の穀物輸出国の一つであり、ルーマニア政府当局者は、今後、コンスタンツァ港へのウクライナの穀物輸送能力を月間400万トンに倍増させることを目標としていると述べた。
ルーマニア政府はコンスタンツァとウクライナを結ぶ鉄道路線数十路線を改修した一方、ドナウ川で現在行われている工事では水先案内人の増員や夜間航行の実施などにより、より多くのはしけ船の通航が可能になる予定だ。
ルーマニア運輸省は、コンスタンツァ港において欧州連合(EU)の資金を活用し、既存のインフラの修復や強化、道路、交差点、環状交差点の改修、デジタル交通管理システムの導入を行う予定だ。
ウクライナ穀物企業協会によれば、コンスタンツァ港の運営に明確な変化があれば、コンスタンツァ港を通じたウクライナの輸出量はシーズン当たり3,500万トンまで増加する可能性がある。
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