平壌は、7月に韓国から北朝鮮に国境を越えて渡った米兵トラビス・キングを国外追放することを決定したと発表した。
「北朝鮮は法律に従い、北朝鮮領土に不法入国した米兵トラビス・キングを追放することを決定した」と国営朝鮮中央通信は9月27日に報じたが、釈放の日時や場所は明らかにしなかった。
朝鮮中央通信は先月、キング牧師が「米国の不平等な社会に幻滅し」、米軍による「非人道的かつ人種差別的な虐待」を理由に国外逃亡したとの主張を繰り返した。
ワシントンはこの情報に反応していない。
米兵トラヴィス・キング。写真: Facebook/トラヴィス・キング
韓国に駐留していたキング二等兵は、警察車両に対する乱闘、暴行、破壊行為に対する懲戒処分を受けるため、7月18日に米国に引き渡された。しかし、キング氏は2人の警官に空港のセキュリティチェックを通過させられた後、こっそりと戻り、南北国境の共同警備区域(JSA)にいる観光客のグループに加わり、北朝鮮に入国した。
北朝鮮は8月16日、キング氏を拘束しており、同氏が「軍隊内での虐待」を理由に亡命を希望していることを確認した。国防総省は当時、北朝鮮メディアが報じたキング牧師の発言の真偽は確認できないと述べていた。
ゴック・アン(聯合ニュース)
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