(CLO)トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、先月バッシャール・アサド大統領の政権が打倒され、シリアが崩壊の危機に直面した場合、トルコが介入するだろうと断言した。
「シリア統一を崩すいかなる行為も受け入れない。リスクが生じれば、トルコは速やかに行動する」とエルドアン大統領は1月6日の記者会見で述べた。
トルコは現在、シリアの新政府を運営している反政府勢力「タハリール・アル・シャーム」を支援しており、トルコ政府はシリアの新指導者に影響を与える立場にある。しかし、トルコは依然としてシリアのクルド人勢力、特に人民防衛部隊(YPG)を直接の脅威とみなしている。
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領。写真: Facebook/RTErdogan
シリアのクルド人支配地域はシリア民主軍(SDF)によって監視されており、その中でYPGが重要な役割を果たしている。アンカラは、YPGがクルド労働者党(PKK)とつながりがあると非難している。トルコ政府は1980年代からPKKをテロ組織とみなしている。
「テロと暴力を選んだ者の唯一の運命は、武器とともに埋葬されることだ。いかなる力もこれを防ぐことはできない」とエルドアン大統領は強調した。
トルコのハカン・フィダン外相も、シリアからのYPGの撤退は避けられないと述べ、トルコ政府はこの部隊が隣国シリアに留まり続けることを許さないと断言した。トルコは2011年に内戦が勃発して以来、シリアに対して数回の軍事作戦を実施している。
トルコに加え、イスラエルもシリアの治安情勢について懸念を表明した。アサド政権崩壊後、イスラエルはシリア各地を数百回にわたって空爆し、1974年の停戦協定で定められた非武装緩衝地帯を制圧した。イスラエルは協定に違反し、国境地帯での影響力拡大を図っていると批判する声は多い。
ゴック・アン(TKP、AJ、ポリティコによる)
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出典: https://www.congluan.vn/tong-thong-tho-nhi-ky-tuyen-bo-se-can-thiep-neu-syria-tan-ra-post329329.html
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